無添加食品・オーガニック素材と一緒に取り入れたい!安全性の高い食器を見極めよう
家族の健康のために、そして将来も元気なカラダでいるために、日頃から無添加食品やオーガニック素材を選んでいるという方は多いでしょう。
スーパーの食材やレストランのメニューには食材の産地や食品表示が掲載されており、アレルゲンや添加物の情報がひと目で分かるようになっています。
その一方で、調理した料理を盛り付けるお皿や食材を保存する容器はどのような基準で選んでいるでしょうか?
近年は、見た目が素敵な食器が安い価格で販売されており、その安価な食器や保存容器から有害物質が漏れ出るリスクが指摘されています。
健康的な生活を送るために、無添加食品やオーガニック素材だけでなく、安全性の高い食器についても、この機会に一度考えてみませんか?
そこで今回は、安全性の高い食器の見極め方についてご紹介しましょう。
安価な食器のリスク・安全性について
スーパーでに並んでいる米や生鮮肉・魚、ニンニク、バナナなど、多くの食材には国産・外国産があり、自分でどちらを選ぶか判断することができます。
国産の食材は外国産よりも値段が若干高めですが、「国産の方が安心だから」という理由で選んでいる方は多いのではないでしょうか。
食品と同様に、食器や保存容器も国産と外国産では価格の差は10倍以上の差があります。
例えば、国産のお茶碗は2,000円以上しますが、100円均一ショップやホームセンター、家具店で販売されている食器類は数百円で販売されています。
安価な食器類は手頃でサイズも豊富なので、多く揃えている方も多いでしょう。しかし、安価な食器類のほとんどは外国製でリスクもあることを知っておく必要があります。
食材は国産や有機野菜、オーガニックを選ぶのと同じように、食器類も国産なのか、外国製なのか、どんな原材料を使っているかチェックすることが大切です。
安価な食器類の材料は危険な金属を使っている
100円均一ショップで販売されている中国製の安価なお皿やマグカップには製造の過程で簡単に変形できるように鉛(元素記号はPb)を材料に使っています。
生産者としては、鉛を入れることで釉薬を低い温度で溶かすことができ、コストを下げて大量生産できるのがメリットですが、実際に器を使う際に健康リスクが高くなります。
製造する過程で低い温度で作るため、器に熱を加えて使った時に鉛が食品に溶け出して、気づかぬうちに鉛中毒になる可能性が指摘されているのです。
実際に安価な中国製の土鍋を使って調理している時に、目に見えるほどの銀色の液体が漏れ出した危険な事件もありました。
鉛が体内に吸収すると、内臓に蓄積されて鉛中毒などの健康被害のリスクが高まります。鉛の他にも亜鉛やカドミウムも有害物質が溶け出す可能性が指摘されています。
安価な食器類には中国製としか記載されておらず、製造過程で鉛を使用していると表示されていませんので注意が必要です。
最近は、保存容器にもよく使われているプラスチック製は電子レンジ対応が多く、利便性の高さから人気がありますが、熱に弱いため、有毒物質が溶けやすいデメリットがあります。
安全性の高い食器類を見極めるには?
日頃から、食品には健康に気を使っていても、食器類によって健康を損なうことがないように安全性の高い食器類を選びたいものです。
安全性の高い食器を見極める方法はまずは値段を見ること。食器・土鍋・マグカップ・保存容器など、どれを選ぶにしても、数百円の安い商品は避けるべきです。
見た目がカラフルで美しい食器は発ガン物質があると言われている合成着色料が使われているので避けるようにしましょう。
食器類も食品と同様に、国産のほうが値段が高い傾向にあります。国産の陶磁器には原材料や食器を焼いた温度(800℃〜1,200℃は安全性が高い)が記載されています。
欧米諸国では、内分泌系への悪影響が懸念されているBPA(ビスフェノールA)という化学物質を含まない「BPAフリー(BPA Free)」の製品が増えており、日本でも導入が進んでいます。
参考サイト:ビスフェノールA|国税庁
https://www.nta.go.jp/taxes/sake/anzen/joho/joho03.htm
まとめ
今回は日頃使う食器類の有害物質やリスク、安全性の高い食器類の選び方についてご紹介しました。
食器から漏れ出す有害物質や「BPA」は環境ホルモンとして体に影響を及ぼすリスクがある可能性が指摘されていますので、注意が必要です。
当サイトでご紹介しているKefirkoの製品は安全性の高い「BPAフリー(BPA Free)」の容器を使用していますので、安心してご利用いただけます。
いつまでも健康で元気に過ごすためにも、有機野菜やオーガニック食材を選ぶことはもちろんのこと、安全性の高い食器類を選んで、安心して毎日の食事の時間を楽しみたいですね。